概要

部門について

海からの発信

海洋は地球環境の観点から最も重要性が高い主要な空間であり,同時に宇宙と並んで人類に残されたフロンティアです。海洋空間の有効利用と保全,防災を対象として,海洋工学,船舶工学およびこれらを統合したシステム技術を探求し,人類の生活基盤を多面的に支える技術を提供することを目的としています。

この目的を実現するために,海洋工学・船舶工学に係わる要素技術ならびに機器運航制御技術などの周辺技術を深く追求するとともに,各種の要素・周辺技術の学問的成果を横断的に総合して,海洋のもつ流通,生産,利用空間などの機能を活用するためのシステムの構築および船舶・海洋機器の開発に関する高度な専門知識と総合計画能力を持つ技術者と研究者を育成することを教育と研究の目標としています。

海洋空間の利用技術

理念・目標

船舶海洋システム工学コースの理念・教育と研究の目標

狭い国土を海洋に囲まれた我が国の将来の発展は,交通運輸・生活空間確保および資源調達に際して海洋の有効利用を抜きにしては考えられません。交通運輸に関しては,既存の海上交通手段のみでなく,飽和した陸上交通の補完およびウォーターフロント再開発に伴う新アクセス手段として,沿岸航行を主とした新しい海陸総合交通システムが有効です。一方,空間確保の面では,浮体空港・海上発電所などの作業空間,あるいは客船・総合海洋レジャーランドなどの快適空間の創出などが具体化しています。また,海中資源の探査または採掘に伴う海中運搬技術・機器運航制御技術などの周辺技術も不可欠であり,21 世紀にかけてこの方面の開発が強く望まれています。このように,近年,空間のより広い利用を目指した海洋の利用がクローズアップされ,そのための技術開発の要求が急速に高まってきています。

船舶海洋システム工学コースは,以上のような社会の要請に応えるため海洋のもつ交通・輸送機能,生物資源や鉱物資源の生産機能,居住や備蓄のための空間機能などの社会的・経済的に有用な機能を発展的に活用する教育・研究を行うためのコースであり,世界の造船技術の継承発展を図るとともに,新しい海洋利用産業の時代を担い得る広い視野をもった研究者と技術者を育成することを目標としています。

海洋システム工学専攻の理念・教育と研究の目標

海洋は地球環境の観点から最も重要性が高い主要な空間であり,同時に宇宙と並んで人類に残されたフロンティアです。海洋空間の有効利用と保全,防災を対象として,沿岸工学,海洋工学,船舶工学およびこれらを統合したシステム技術を探求し,人類の生活基盤を多面的に支える技術を提供することを目的としています。

この目的を実現するために,沿岸・海洋・船舶工学に係わる要素技術ならびに機器運航制御技術などの周辺技術を深く追求するとともに,各種の要素・周辺技術の学問的成果を横断的に総合して,海洋のもつ流通,生産,利用空間などの機能を活用するためのシステムの構築および船舶・海洋機器の開発,沿岸利用技術に関する高度な専門知識と総合計画能力を持つ技術者と研究者を育成することを教育と研究の目標としています。

海洋システム工学部門の理念・研究の目標

狭い国土を海洋に囲まれた我が国の将来の発展は,交通運輸・生活空間確保および資源調達に際して海洋の有効利用を抜きにしては考えられません。既存の海上交通手段に加えて,環境・社会に低負荷な海陸総合交通システムの開発,浮体空港・海上発電所などの海洋作業空間の創出,海中・海底資源の探査・採掘に伴う海洋科学技術について,21 世紀は地球環境を守る新しい時代であるとの認識のもとに,学術の理論および応用を研究教授し,その深奥を深めて,人類社会の福祉に寄与することを目的としています。

この目的を達成するために,世界の造船技術の継承発展を図るとともに,新しい海洋利用産業を担う人材の育成を図り,海と人間の新しい関係を築くことができる文明社会を探求することを目標としています。

沿革

明治 44 年
(1911 年)
九州帝国大学工科大学創設
大正 9 年
(1920 年)
造船学科設置,2 講座編成(造船学第一,造船学第二)
大正 10 年
(1921 年)
造船学第三講座及び第四講座の 2 講座増設
大正 11 年
(1922 年)
造船学第五講座増設し5 講座体制
大正 13 年
(1924 年)
船型試験水槽が完成
大正 14 年
(1925 年)
煉瓦造り2階建の造船学教室落成及び同附属実験室竣工
昭和 2 年
(1927 年)
船型試験水槽を抵抗推進試験水槽と動揺試験水槽に区分
昭和 8 年
(1933 年)
造船学科に航空学 1 講座を増設
昭和 11 年
(1936 年)
抵抗推進試験水槽を延長
昭和 12 年
(1937 年)
航空工学科の分離独立により再び 5 講座体制
昭和 18 年
(1943 年)
木造2階建の造船学教室新館設置
昭和 36 年
(1961 年)
船舶運動性能試験水槽を設置
昭和 39 年
(1964 年)
造船学第一(船体強度理論及び船体振動学),
造船学第二(流体力学及び船舶運動論),
造船学第三(船体構造及び商船設計),
造船学第四(船舶抵抗論及び船舶推進論),
造船学第五(造船工作論及び商船艤装)の 5 講座体制
昭和 42 年
(1967 年)
抵抗推進試験水槽を拡充
昭和 45 年
(1970 年)
造船学第六(船舶溶接工学及び熱塑性加工学)講座が増設され 6 講座体制
昭和 59 年
(1984 年)
7階建の工学部5号館竣工
平成 4 年
(1992 年)
造船学科の改組により船舶海洋システム工学科
システム計画学講座,船舶海洋流体工学講座,船舶海洋運動制御工学講座,機能システム工学講座,構造システム工学講座,生産システム工学講座の6講座体制
平成 9 年
(1997 年)
造船学専攻を船舶海洋システム工学専攻に改組
平成 10 年
(1998 年)
九州大学の大学院重点化にともない,船舶海洋システム工学科,建設都市工学科および資源工学科を地球環境工学科して統合し,学科内の専門教育コースの 1 つとして船舶海洋システム工学コースを設置
平成 12 年
(2000 年)
研究院制度の導入により,大学院工学研究院海洋システム工学部門および大学院工学府海洋システム工学専攻を設置
平成 17 年
(2005 年)
伊都キャンパスに船舶海洋構造工学実験棟及び船舶海洋性能工学実験棟(高速回流水槽及び船舶運動性能試験水槽)を設置
平成 18 年
(2006 年)
九州大学のキャンパス移転にともない,箱崎キャンパスから伊都キャンパスに移転
平成 26 年
(2014 年)
一般財団法人日本海事協会と組織対応型連携契約を締結し,海洋エネルギー資源共同研究部門を設置(2年間)
平成 28 年
(2016 年)
ジャパン マリンユナイテッド株式会社,川崎重工業株式会社,三井造船株式会社の寄附金により,造船中核人材育成講座を設置
平成 30 年
(2018 年)
株式会社大島造船所の寄付金により,船舶海洋人材育成講座を設置
令和 2 年
(2020 年)
造船学教室創立百周年

パンフレット

パンフレット 2021地球環境工学科 船舶海洋工学科「NAMS」の PDF ファイルです。下記よりダウンロードしてご覧ください。

パンフレットの内容は以下の通りです。

  • 伝統の継承 (p.1)
  • 新たなフロンティア創出 (p.3)
  • 次代を担う人材の育成 (p.5)
  • Index (p.6)
  • 船舶海洋流体工学研究室 (p.7)
  • 船舶海洋運動制御工学研究室 (p.8)
  • 機能システム工学研究室 (p.9)
  • 構造システム工学研究室 (p.10)
  • 生産システム工学研究室 (p.11)
  • 船舶設計・海洋環境情報学研究室 (p.12)
  • 海洋エネルギー資源工学研究室 (p.13)
  • 造船中核人材育成寄附講座 構造動力学研究室 (p.14)
  • 船舶海洋人材育成寄附講座 システム計画学研究室 (p.15)
  • カリキュラム (p.17)
  • 進路の流れ (p.21)
  • 年間スケジュール (p.22)
  • 実験施設紹介 (p.23)
  • 卒業研究 (卒業論文) (p.27)
  • 進学・就職状況 (p.28)
  • OB&OG message (p.29)